重い十字架

福島第一原発まで1kmたらず。大熊町の栽培漁協協会の津波で破壊された巨大な水槽を管理するドーム。排水溝が十字架に見えた。重い十字架だった。ここでお嬢さんがなくなったご夫婦に今日お会いした。写真を見ますか?と問いかけるとご主人は首を横に振った。詳しい状況を聞かせてくれといわれたので、できる限り感情をいれず正確に見たままを話した。ご夫婦は、最後まで写真を見ようとはしなかった。